カイロプラクティックとは?

今、うちの実家にはトイプードルが2匹います。両方ともカイロプラクティックの患者です。(理屈では人間は二足足歩行だからカイロプラクティックが必要になるのであって、四足歩行の場合必要ではない、というのですが……)

おばあちゃんの方(14歳)のプードルは椎間板ヘルニアになった事があり、痛みで歩けなかったようなのですが、(私、犬カイロは勉強した事が無いのですが)背骨の硬いところ(患部ではなくて)を腰から首にかけて全体に調整していると数ヶ月で普通に歩けるようになり、獣医の先生を驚かせました。
さらにその後、心臓病を発病して肺に水が貯まり非常に苦しんでいる時に、やはり背骨と肋骨の治療をしていると1週間で水が抜け、獣医の先生に「ダメだと思ったのにこんなに利尿剤が効くとは!」と驚かれました(同時に利尿剤を投薬していました。カイロはしばしば薬剤の効果を後押しします)。

また小さい方は(書いている時点で1歳半)、実家に来て半年ほどの時に、何もないのに急に全身青アザだらけになったことがありました。姉が驚いて動物病院に連れて行ったら「骨髄の病気で血小板減少症です。治療法はありません。もう数ヶ月の命でしょう」と言われて泣きながら帰ってきました。
私はその犬が実家に来たときから第1頸椎がずれているのを知っていましたので(犬のなんてやり方も判らないまま)週に1、2回ずつ調整していると、3週間後、動物病院に行くと先生に「治るはずは無いのに完治しています! おかしい? 」と言われたそうです。
今だにその先生に会うと「本当にまだ元気ですか?」と聞かれる、と笑いながら言っていました。(だからといって当院に犬を連れて来るのはやめて下さいね。私は獣医免許は持っていませんので他人様の犬を治療できません)
おばあちゃんプードルの方はともかく、小さい方は理論的根拠なんて全くありません。ただ「出来る事があればやってみよう」と思っただけです。しかし結果として、その子の血小板減少症の原因は第1頸椎の左後方変位にあった、という事です。

カイロプラクティックというものは、結構こういう“訳の判らない”効果が出てくるものです。ですので、カイロプラクティックの創成期にダニエル・デビッド・パーマー先生の言われた「ずれたところが神経圧迫を起こして自然治癒力が減退」というのも”当たらずとも遠からず”ではないか?と思うのです。医学の常識を超えて。

医師の診断も大切ですが、人の体というのは現在の科学ではまだ分からない事の方が多いのも事実でしょう。
ですので診断名に関わらず、今のご自分の健康、現在受けている治療などに満足できない場合には、一度カイロプラクティックを受けてみてください。思わぬ効果が出る場合もあります。
信頼できるカイロプラクティックが近くにない場合は、パシフィックアジアカイロプラクティック協会の方にご連絡いただければ、最寄りの良さそうな場所を探してくれるはずです。